先日、東京都葛飾区四つ木にある、京成電鉄押上線四ツ木駅にキャプテンの主人公、大空翼くんの等身大のチェンリーアート作品を納品させていただきました。
四つ木は作者である高橋陽一先の出身地でありサッカーの聖地と言われています。
昨年駅装飾の全面リニューアル記念にと、京成電鉄様より御依頼をいただきました。
材料は実際に使用されていた枕木(線路のレール下に敷かれている木材であり、鉄道車両の重さや地面にかかる身荷を分散させる役割を持つ)を再利用しています。
枕木には、砂利や鉄粉、泥が周りについています.
彫刻にとりかかる前の作業にとても時間がかかりました。
①高圧洗浄機で汚れをきれいに送い流す。
②きれいになった枕木をつぎたにブロックにする。
③表面の凸凹をチェンソーで削り、さらに電動カンナで平らにして組み合わせさらに大きなブロックにする。
この作業をひたすらに繰り返しました。
綺麗に洗浄したものの内部にクギ石などが入り込んでおり、チェンソーの刃が当たると、火花に散りすぐに刃切れなくなってしまいます。
とても大変な作業でした。
大きなブロックが完成したら、いよいよ彫刻に取り掛かります。
原作の世界観を表現できるよう、幾度も試作を重ねて、時間をかけてやっと完成しました。
特に表情には拘り、細部まで丁寧に仕上げました。
高橋先生にも、実物を御覧頂き、認めていただきました。
自分でも納得のいく作品に仕上かったと、嬉しく思っています。
四つ木駅は構内全体がキャブテン翼一色になっています。
とても迫力のある、素晴らしい駅です。
是非、足を運んで頂き、ゆっくりとご覧下さい。
僕の作品、等身大の翼くんと並んで写真も撮れますよ!!
映えること、間違いナシ!!
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