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2022.08.20,23 愛知県犬山市立北小学校 立木彫刻(スタンプカービング) (立木彫刻実例紹介)

2022年8月20、23日の2日間、犬山市立犬山北小学校にて立木彫刻(スタンプカービング)を行いました。

場所 愛知県 犬山市 犬山北小学校校庭内




立木彫刻(スタンプカービング)とは、生えている木に直接彫刻することです。

それを犬山北小学校の校庭に生えている桜の木に行いました


犬山北小学校は150周年の歴史ある学校で、150記念記念事業の一環でチェーンソーアートを記念彫刻を依頼いただきました。

立木彫刻したのは長年小学校に生えていた大きな桜の木です。

老朽化でいつ倒れてもおかしくない状態の木で安全を考慮して伐倒することになりました。

しかし、地域にも愛されている思いれのある木ということで、彫刻にして形に残すことになりました。



具体的には倒木の恐れがない安全な高さまで木を切り倒しています。

根元から1mほどの高さです。

ここから木の様子を見て彫刻していきます。



まずはカエルの作品から制作していきます。

最初はもう少し大きなカエルのデザインを考えていましたが、木の年輪中心部分に大きなワレがあったので、急遽デザインを変更しました。



一緒に座れるカエルの作品です。

根元のワレを避けて辺材の部分にカエルを作り、小学生が一緒に座れるようにしてみました。

桜の木でかなり硬さもあるので、カエルが折れる心配はありません。



カエルの顔はニコニコさせていて、これは小学生の元気なイメージをカエルの表情にさせてみました。



次に制作したのは鮎の作品。

校長先生からのご要望で、伝統ある木曽川鵜飼の地域と言うことで鮎を作ったら地元の方々からも喜んでいただける思いで大きな鮎を制作しました。



木曽川を泳ぐ姿をイメージ、形や特徴にこだわって制作しています。

好きな方が見ても納得の鮎になっていると思います。

遠くから見ても大きく迫力ある作品で1番の目玉になるかと思います。



大きく木を使えたので水流泳ぐ躍動感ある鮎を表現。



最後に立木彫刻ではないですが、切り倒した桜の木の端材から作った寄り添うフクロウの作品です。

これは学校内の記念品として展示する作品です。



この作品だけは持ち帰っており、現在も仕上げの制作途中です。

完成したら小学校に納品します。



そして、作品意外にもご要望で丸太の背もたれイスや、3人乗りの丸太ベンチなどなど。

今回の桜の木からいくつか制作しています。


丸太の背もたれイス


丸太ベンチ①


丸太ベンチ②


2日間の作業をしました。

夏休みということもあり公開制作の形で行っていましたが、たくさんの小学生と保護者の方、地域の方に観覧していただけました。


出来上がった作品を見て小学生が喜んでいる姿を見てとても達成感を感じました。



校庭にある立木彫刻はいずれは撤去する予定ですが、それまでは子どもたちや地域に愛される存在としてあり続けてもらえる作品になって欲しいです。

ぜひ、機会があればたくさんの方に見て触れてもらえたら幸いです。


今回のような思いれのある木を彫刻という形で残す活動もしています。

ぜひ、そのような時は自分たちにご依頼ください。

全国どこでもチェーンソー を持って向かいます。





彫哲

チェーンソーアート 丹羽哲士







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